最近、ビットコインなどの仮想通貨が流行っているみたいだけど、どこで買えばいいんだろう。口座開設がむずかしそうでめんどくさいな。
がんばってみたいけど、まず何をやったらいいのか教えて欲しいなあ。
こういった疑問にお答えします。
この記事では、投資初心者が仮想通貨取引所の口座を開設する前に、知っておくべきリスクと注意点、各取引所のメリット・デメリットをわかりやすく書きました。
むずかしい専門用語はほとんど使っていませんので、初めての方でも理解できます。
この記事のコンセプト
読者に正しい理解&安心して仮想通貨が取引できる情報発信をする
ぼくは2020年から仮想通貨投資をはじめました。現在、国内と海外を合わせて10社以上の取引所口座をもっています。
本記事では、ぼくが普段から使っている取引所についてわかりやすく書きました。
この記事を読むことで、初心者にとって重要な「リスク管理」と取引所の特徴について正しく理解し、安心してビットコイン(仮想通貨)を買うことができます。
そして、2025年の上昇バブル相場(予想)では、一緒に両手をあげてガッツポーズしましょう。
仮想通貨取引所おすすめ4選【初心者はこの4つでオケ】
国内に仮想通貨取引所は10社以上あります。その中でもよく知られているものを下の表にまとめました。
取引所名 | 特 徴 |
---|---|
ビットフライヤー | ・スマホアプリの操作がかんたん ・強いセキュリティ ・1円から仮想通貨が買える |
コインチェック | ・アプリダウンロード数No.1 ・ビットコイン取引手数料が無料 ・500円からビットコインが買える |
GMOコイン | ・信頼と実績のGMOインターネットグループ ・送金手数料が無料 ・スマホアプリが使いやすい |
ビットバンク | ・国内No.1の取引量 ・最大級の取扱銘柄数 ・リアルタイムで日本円の入金が可能 |
DMMビットコイン | ・DMMグループなので安心セキュリティ ・様々な手数料が無料 ・販売所形式 |
5つの中で、実際にぼくがいつも利用している取引所を紹介します。
結論から言うと、口座開設は下記の4社でオッケーです。
- ビットフライヤー
- コインチェック
- GMOコイン
- ビットバンク
この4つで十分です。
いや、ぜひ4つ開設してください。
「とはいえ、4つも口座開設したら大変じゃないですか。一つじゃだめなんですか?」
こういった疑問もあると思います。
なぜ、4つも口座開設をするのかと言うと、理由は「リスク管理」です。
まずはリスクをしっかり知ることが大事です。次の章でくわしく解説しますね。
初心者の方は、口座開設の前にリスクについてちゃんと知る必要があります。
しっかり一緒に勉強していきましょう!
投資初心者が損をしないためには「リスク管理」が重要【わかりやすく解説】
初心者はまずリスクを理解してください。
これからあなたが投資家として資産を増やしていくには、「リスク管理」が非常に重要です。
なぜなら、リスク管理ができていないと、あなたの大切なお金が一瞬でゼロになります。
逆に、リスク管理ができなかったために「ここいけば絶対にもうかる!」といったビックチャンスを逃してしまいますので、しっかり理解しましょう。
口座開設の際、注意しなければならないリスクは3つ
リスク1 : 会社倒産
リスク2 : ハッキング
リスク3 : メンテナンス
順番に解説していきますね。
リスク 1 : 会社倒産
2022年11月に起こったFTXショック。
世界最大規模の仮想通貨取引所であるFTX(海外の大手取引所)が、1兆2000億円を超える多額の負債を抱えて経営破綻しました。
FTXショックにより、多くのユーザーが口座から資産を引き出せないという被害が発生。日本人も数多くFTXを利用しており、なかには4億円以上の被害を出した人もいるとメディアで話題になっていました。
会社倒産といった、いつ起こるかわからないショックにより、大事な資産が引き出せなくなったら大変なので、一つの口座に全財産を預けるのではなく、複数の口座に分散して資産を管理しましょう。
リスク2 : ハッキング
有名な事件は、コインチェック事件です。2018年1月に仮想通貨のネム(NEM)がハッキングされて盗まれました。被害額は約580億円にもなり、仮想通貨のハッキング事件としては非常に大きく、当時はたくさんのメディアで報道されていました。
「過去にハッキングされたのに、おすすめして大丈夫なんですか?」
そう思う方もいるでしょう。
たしかに、ハッキングされた原因は、当時のセキュリティのあまさだと言われています。しかし、事件後はセキュリティを徹底的に見直して、対策を講じているので、現在では多くの人が利用する人気取引所へと復活しました。
すべての取引所に言えると思いますが、100%安全だと過信してはいけません。
万が一、ハッキング事件が起こっても、被害を最小限にするために、大切な資産は複数の口座に分散して管理するべきです。
リスク3 : メンテナンス
仮想通貨取引所には、週末などの定期メンテナンスがあります。まれに予期せぬシステムエラーなどで、長時間のメンテナンスが入る場合もあります。
一つの口座だけを利用していると、メンテナンス中にチャンスが到来したとき、取引ができなくなり、機会損失になってしまいます。
どんな状況でも、チャンスにすぐ対応できるように、複数の口座を持っていれば安心です。
機会損失【きかいそんしつ】
本当ならもっと儲けることのできた状況で、行動することかできず、チャンスを逃してしまうこと。
初心者が知らないと損をする!【販売所】と【取引所】のちがい2つ
仮想通貨取引所のサイトを見ると、販売所と取引所があります。
ちなみにどちらでもビットコインやその他の仮想通貨は買えます。
「じゃあ、販売所と取引所のどこでビットコインを買えばいいの?」
結論から言うと、「取引所」です。
ビットコインなどの仮想通貨を売買する場合は、「販売所」と「取引所」のちがいを理解していないと、「相場より高く買ってしまった」「相場より安く売ってしまった」など、損をすることになりますので、とくに初心者はこの2つのちがいをしっかり理解しましょう。
販売所と取引所のちがいは、2つあります。
・取引の相手
・手数料(スプレッド)
取引の相手
販売所:会社(販売所)が直接ぼくたちユーザーと売買をします。
取引所:ぼくたちユーザー同士で売買をします。
手数料(スプレッド)
初心者が注意すべき点は、「販売所」で仮想通貨を売買するときに発生する、スプレッドといった目には見えない手数料です。
スプレッドとは、買い値と売り値の差のことです。
今、販売所で1ビットコインを買ったとします。
買ってすぐに、1ビットコインを売ったら、いくらになると思いますか?
実際にコインチェックの販売所を見てみましょう。
下画像は、コインチェック内の販売所で確認できる、仮想通貨の売り値と買い値の一覧です。
ビットコインを拡大して確認します。
購入レートと売却レートを見ると、なんと20万円の差があります。
つまり、今1ビットコインを販売所で339万円で買って、すぐに売っても319万円でしか売れません。
20万円を損することになります。
販売所は、相手が会社なのでカンタンに売買することができます。
スーパーで野菜やお肉を買う感じです。
取引所は、人と人が直接、値段を言い合って売買するので、市場のせりのような感じです。
売り手と買い手の価格がマッチしたら、取引成立です。
一般的に「板取引(いたとりひき)」と言います。
販売所と取引所のちがいを下表にまとめました。
特 徴 | 販売所 | 取引所 |
---|---|---|
取引の相手 | 運営会社 | ユーザー同士 |
取扱い銘柄 | 多い | 少ない |
取引の難易度 | カンタン | 初心者には少し難しい でも、すぐに慣れる |
手数料 | 高い(スプレット) | 無料、安い |
メリット | 初心者でもカンタンに買える | コストが低い 自分で売買価格を決めれる |
デメリット | 手数料が高い | 取引が成立しないことがある |
【ユーザーとしての感想】仮想通貨取引所のメリット&デメリット
複数の口座をつくるときは、取引所ごとのメリットとデメリットを把握することが重要です。なぜなら、戦略によって口座を使い分けて、効率よく利益を得るためです。
これからあなたは、投資家になってたくさんの経験をします。
はじめは、ビットコインを買うのにも、ひと苦労します。しかし、人間は慣れる生きもので、ビットコインを買うだけでは物足りなくなり、他のコインや別の資産運用を試したくなるでしょう。
取引所によって、取り扱っているコインの種類や運用方法もいろいろあるので、効率よく稼ぐためには、あなたがこれから使う取引所のメリット・デメリットをしっかり理解しましょう。
「とは言え、情報量も多いし、やることもたくさんあって、自分にできるか心配です」
あなたはいま、こう思っているかもしれません。
大丈夫です。ぼくも同じでした。
まずは、ひとつでもいいので、あなたが気になる取引所の口座を開設してみてください。
やってみたら、意外とカンタンにできると思います。
2023年にビットコインを安く買って仕込んでおけば、2025年(もしかしたら2024年)の上昇バブルのとき、焦って買わずに済みます。
今がチャンスです。メアドの登録だけでもやって、少しでも前に進み、ライバルに差をつけましょう。
ビットフライヤー
ビットフライヤーについて、ぼくが利用してみての感想と、メリット・デメリットをお伝えします。
ユーザーとしての感想
スマホから実際に、bitFlyerでビットコイン約3,000円分を買ってみました。(10万円入金済み)
自分で値段を決めて注文するといった「指値(さしね)」ができ、見やすいのが特徴。
パソコンはもちろん、スマホでも操作しやすく、アプリがとても使いやすいです。
0.001BTC(約3,000円)と少ない金額からビットコインが買えるので、初心者にやさしいですね。10万円入金したので、安くなったら買い増していきます!
メリット
- ビットコイン取引量6年連続NO.1
- 1円から仮想通貨が買える
- 仮想通貨の出金手数料が安い
- IEOを予定している
デメリット
- 取引所にビットコインしかない
- 日本円の出金手数料が高い
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コインチェック
コインチェックについて、ぼくが利用してみての感想と、メリット・デメリットをお伝えします
ユーザーとしての感想
スマホから実際に、コインチェックでビットコイン約15,000円分を買ってみました。(10万円入金済み)
ぼくが一番初めに口座を開設した取引所が、コインチェックです。
PC、スマホのどちらも使いやすく、取引がスムーズにできます。
定期的にIEOといったイベントや、NFTマーケットプレイスもあるので、コンテンツが充実しています。
わかりやすいブログが豊富で、仮想通貨をイチから勉強できます。初心者は、ぜひ開設した方が良い取引所です。
コインチェックIEOについて
コインチェックが企業やプロジェクトが発行したトークンの審査、販売を行い、コミュニティーの形成・強化や資金調達を支援するためのプラットホームです。
IEO参加者として企業やプロジェクトを支援することにより、トークンの取得が可能となり、取得したトークンはコインチェックの取引所での売買や様々なサービスで利用が可能です。
Coincheck IEOより https://lp-ieo.coincheck.com/
メリット
- アプリが使いやすく、ダウンロード数No.1
- ビットコイン取引手数料が無料
- アルトコインの種類が多い
- IEOの実績がある
デメリット
- 販売所のスプレットが高い(見えない手数料)
- スマホから「取引所」まで行きにくい
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GMOコイン
GMOコインについて、ぼくが利用してみての感想と、メリット・デメリットをお伝えします
ユーザーとしての感想
スマホから実際に、GMOコインで、ビットコインを約3,000円分買ってみました。(10万円入金済み)
まずアプリが使いやすい。ビットコインが0.0001BTC、約300円(2023年2月)と少額から取引できるので、初心者にとても優しいです。日本円と仮想通貨の出金手数料が無料!これはありがたいです。ゆくゆくは海外の取引所での投資を考えている人は、ぜひ開設しておきましょう。
メリット
- 日本円の入出金手数料が無料
- スマホアプリが操作しやすい
- 仮想通貨の入出金手数料が無料
- IEOの実績がある
デメリット
- マーケットの暴落により売買規制が入る
- 相場が荒れている時に、仮想通貨の送金ができなくなる
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ビットバンク
ビットバンクについて、ぼくが利用してみての感想と、メリット・デメリットをお伝えします
ユーザーとしての感想
ビットバンクは、「アルトコイン」と言った、ビットコイン以外の仮想通貨が豊富にあります。
なかでも、ぼくがイチ推しのアルトコイン「ASTR(アスター)」が取引所で売買できます。
スマホから実際に「ASTR」を約5,000円分買ってみました。
ビットバンクは、たくさんのアルトコインを、取引所で売買できるので、非常に重宝しています。
アルトコインを数多く扱っている他の取引所もありますが、ほとんどが販売所での売買です。なので、手数料が割高になるんですよね。
ビットバンクで、ビットコイン以外の仮想通貨に投資することで、リスク分散と、より利益を伸ばす戦略ができます。
メリット
- 取引所に多くのアルトコインがある
- スマホからでも取引しやすい
デメリット
- 仮想通貨出金手数料が高い
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【 重 要 】初心者が損をしないためのポイントを確認!4つの仮想通貨取引所の比較表
スタートからゴールまでをしっかりイメージしてください。
利益を少しでも多く自分の財布に入れるためには、各手数料をしっかり把握して、投資することが損をしないコツです。
取引所名 | 取引所 | 最小注文数量 | 取引手数料 | 円の送金手数料 |
---|---|---|---|---|
ビットフライヤー | ビットコインのみ | 0.001BTC 約 3,000円 (2023年 3月) | 約定数量 × 0.01%〜0.2% | 三井住友銀行へ 3万円未満 220円 3万円以上 440円 三井住友銀行以外へ 3万円未満 550円 3万円以上 770円 |
コインチェック | ビットコイン 他 5種類 | 0.005BTC 約 15,000円 (2023年 3月) | 無料 | 407円 |
GMOコイン | ビットコイン 他 21種類 | 0.0001BTC 約 300円 (2023年 3月) | Maker(メイカー)-0.01% Taker(テイカー)0.05% | 無料 |
ビットバンク | ビットコイン 他 36種類 | 0.0001BTC 約 300円 (2023年 3月) | Maker(メイカー)-0.02% Taker(テイカー)0.12% (一部銘柄を除く) | 3万円未満 550円 3万円以上 770円 |
補足説明
Maker(メイカー):指値注文を出していた人
Taker(テイカー):指値注文を出していた人から、売買した人
指値(さしね)注文:自分の売買したい金額を入力して注文すること。取引が成立したら、約定(やくじょう)と言います。
まとめ
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
本記事で、仮想通貨取引所の特徴や、投資初心者に重要なリスク管理について、だいたいは理解できたと思います。
あとは、口座開設だけです。
「面倒くさい」ですよね。ぼくも今でもそうです。
でも、行動してみれば、面倒くさいのは一瞬です。
「5分だけやってみて、無理だと思ったらやめる」そう決めて行動してみてください。
いつの間にか夢中になって、最後までやっているはずです。まずは、一つの口座開設からチャレンジしてください。
モチベを上げるために、2025年の上昇バブルを想像するのも良いですね。
まわりはひと足先に、ビットコインを仕込んでいます。
胡散臭いことをもう一度いいます。
「今がチャンスです!」
ぜひ行動して、スタートダッシュを決めましょう。
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